AIリテラシー 適合性評価
カテゴリ: 技術的要件・適合性

適合性評価(Conformity Assessment)は、AIシステムがEU AI規制法の要件を満たしているかを検証するプロセスです。高リスクAIシステムを市場に投入する前に、この評価を完了し、適合宣言書(Declaration of Conformity)を作成する必要があります。
2つの評価ルート
高リスクAIの種類によって、以下のいずれかの手続きが求められます:
- 内部統制による自己評価(Internal Control):
プロバイダー自身が適合性を確認する手続き。人事や教育用AIなど、多くの高リスクAIはこれが認められています。 - 第三者評価(External Assessment):
認定機関(Notified Body)による審査が必要な手続き。生体認証システムや、特定の重要インフラ向けAIなどが対象となります。
CEマーキング
適合性評価に合格したAIシステムには「CEマーク」を貼付することが許可され、これによりEU全加盟国での自由な流通が保証されます。これは、製品がEUの安全基準を満たしていることの「パスポート」のような役割を果たします。